ブックメーカー基礎知識 |
スプレッド賭け(ハンディキャップ) |
スプレッド賭けとは、スプレッド(ハンディキャップ)の欄に書かれているハンディキャップを考慮した賭け方です。賭けた時点で与えられたハンディキャップ得点差(スプレッド)で勝たなくてはなりません。 下の例ではポイント差(=ハンディキャンプ)が浦和に-1.5 札幌に+1.5となっています。
通常マイナスになっているチームの方が強いと予想されています。 |
スプレッド賭け(pk and - -) |
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・pk=pick ハンデなし ・pk and -0.5、+0.5 など→賭け金がpkとスプレッドに半分ずつ賭ける事になります。 ・ハンデの結果、引き分けになった場合は、賭けがキャンセルされ賭け金が払い戻されます。 浦和に賭けた場合 浦和 1-0 東京 (賭け金の半分:-0.5ポイントが適用される)浦和 1-0.5=+0.5 東京 0 (賭け金の半分:pk=ハンデ無し)浦和 1 東京 0 全ての賭け金X1.826が支払われます。 浦和 0-0 東京 (賭け金の半分:-0.5ポイントが適用される)浦和 0-0.5=-0.5 東京 0 (賭け金の半分:pk=ハンデ無し)浦和 0 東京 0 賭け金の半分(ハンデ無し分)が払い戻しになります。 東京に賭けた場合 東京 0-0 浦和 (賭け金の半分:+0.5ポイントが適用される)東京 0+0.5=+0.5 浦和 0 (賭け金の半分:pk=ハンデ無し)浦和 0 東京 0 賭け金の半分X2.100が支払われます。 賭け金の半分(ハンデ無し分)が払い戻しになります。 東京に賭けた場合 東京 1-0 浦和 (賭け金の半分:+0.5ポイントが適用される)東京 1+0.5=+1.5 浦和 0 (賭け金の半分:pk=ハンデ無し)浦和 1 東京 0 全ての賭け金X2.100が支払われます。 |
マネー・ライン(american表示) |
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・マネーラインは、賭けたチームが勝てば配当されます。 ・マネーラインではオッズでハンデを調整しています。 Urawa -116 G.Osaka +107 Urawaに$116賭けた場合$100が勝ち分となります。 GOskaに$100賭けた場合$107が勝ち分となります。 通常、オッズがマイナス表示されているチームの方が強いと予想されています。 ※-116とは100/116という意味で、-116は100/116≒0.862 つまり1の賭けに対して0.862の配当、日本流のオッズとして考えると1.862ということになる。 ※+107とは107/100という意味で、+107は107/100≒1.07 つまり1の賭けに対して1.07の配当、日本流のオッズで考えると2.07ということになる。 |
用語 |
・Correct Score:終了後の得点を予想。 ・Double Result:前半、後半それぞれの結果を予想します。A−Bという表記で前半がA、後半がBとなります。 ・Each-Way:複勝買いの事。例えばEach-Way1/5 1-2-3 というのは、賭け金を倍にするとと3位までに入れば、その賞金を受け取る事が出来る。 ・Open until (day) (month) (year) (time):〜年〜月〜日〜時まで賭けられます。表示は現地時間ですので英国であれば夏時間には8時間を足し、冬時間には7時間を足した時間が日本時間になります。 ・Slip:賭けようとする項目の1つ1つを指しています。Add to Slipは賭ける項目を加えるということ。Clear Slipは全てを削除。 |
オッズ表示 |
還元率 |
オッズをA、B、Cとして、それぞれ1で割り
足して合計したものをまた最後に1で割る A→1.5 B→1.9 C→3.1 (1/1.5)+(1/1.9)+(1/3.1) =0.67+0.53+0.32 =1.52 これをさらに1で割ると0.66 よって還元率は66%となる。 |
追記 |
仕組みを正しく理解することが勝ちへの近道となります。 |